2011.09.10
昨日の続き。ボトル撮影習作その2。
今回のテーマは重厚感。
ということで
・どっしりとした重厚感
・切り抜きできる商品撮影「風」
を考えて撮ってみました。
被写体は同じくInniskillin vidal 2006のボトル。なので前回のと比較するとわかりやすいですね。
ちなみに今回のもいわゆる物撮りセオリーの一つ。これくらいはできるようになっておかないと、ね。
テーマがテーマなので、ボトルの透明感は出さないように前からの1灯メインで撮影してみました。
ただしそのままだとボトルのエッジが黒く落ちてしまい切り抜けなくなってしまうので、今度はエッジを光らせて白くする必要がでてきます。
ライティングなどの配置は→のように。
・背景は黒バックで
・背景の横から乳半アクリル越しのディフューズされた光でエッジを浮き立たせて
・ハイライト+ラベル用のメイン灯として左前からソフトボックスの光
といったところ。その他にも右前に白レフがあってボトル右側の光を起こしています。
ハイライトが今回は太くなっていますが、単に補足するのを忘れただけですorz
こういう撮り方の時こそハイライトを補足してシャープな感じを見せたいですよね。ええ、わかってますとも…
途中で撮影がダレてきて適当になってた、ということにしておきましょうそうしましょう。
閑話休題
背景からの光の強弱でボトルエッジのハイライトの太さを変えることができます。
背景のエッジライトを1段強くするとこれくらい太くなります。
さすがに太すぎるので、糸がない限りはあまり使わない…かな。
ちなみに、エッジライトを使わないとこういう絵になります。
ボトルのエッジが背景に溶け込んでいて切り抜くのは大変になります。
イメージショットとして背景込みなら表現としてアリですが、今回のテーマである切り抜き商品撮影「風」となると難しいですね。
でエッジライトですが、照射範囲を変えるとエッジの浮き上がらせ方も工夫することができて
こんな風にエッジの左右でスプリットしたエッジライトをいれることもできます。
切り抜きには不適ですが、イメージ写真だと使える方法ですね。
ということで、重厚感をテーマにしたボトル撮影の習作。
撮影しながらイメージを固めていくことも大事ですが、最初にテーマ・デザインありきで撮影してみるということも大事です。
さて精進精進。
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