2010.07.21
富士フィルムがコンパクトデジカメの秋・冬モデルを発表。
今回のモデルのキーワードは「瞬速フォーカス」です。
一眼レフではおなじみの位相差AFをコンパクトデジカメにとりいれたモデル。
通常のコンパクトデジカメでは、「コントラストAF」という方式でオートフォーカスをしているのですが、難点はフォーカス速度が遅いところ。
「位相差AF」はフォーカス速度が速いのが特徴ですが、位相差AF専用のセンサーが必要でした。
今回のモデルでは、撮像素子(CMOS?)に位相差AF用のセンサーを搭載して、コントラストAFと位相差AFを両立させたそうです。
気になるのは、キヤノンが以前出してた撮像素子での位相差AFの特許とのかねあい。
キヤノンのは、既存のセンサーを一部利用する方式で、該当箇所のカラーフィルタを無くして光路制限用マスクを作りこむことで、位相差AFを実現するもの。ということは、その部分の映像は取れないので、近隣画素からの補完で画像を生成するという方式だったのです。請求項を読みこんでいないのでハッキリとしたことは言えませんが、けっこう広範囲に影響を及ぼしそうな特許です。
今回のフジのは、画像取得用PDとは別に位相差用PDを積んでいるということなのでしょうか。詳細が記事からは読めないので良くわかりませんが、たぶんそういうことなのだろうと思います。
ともあれ、これでミラーレスのレンズ交換式デジカメでも高速なAFが出来る可能性がでてきたので、再来年くらいの新型デジカメには標準搭載されるようになっているかもしれませんね。
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