2011.04.14

iPadとiPad2の液晶表示品質を比較してみる試み その2。
その1はカメラで撮影して比較してみましたが、そんな面倒なことをしなくても出来る方法が判明。
ということで、トライしてみました。
ディスプレイキャリブレーターを使う方法です。
使ったキャリブレーターはSpyder3 StudioSRに付属のSpyder3Elite。
業界標準ではありませんが、精度はまあまあで比較そのものは十分にできそうです。
ということで、下記条件でキャリブレーション&プロファイル測定してみました。
- Air DisplayにてiPadをMacの外部ディスプレイ化
- 外部ディスプレイをSpyder3Eliteでキャリブレート
- iPadの明るさは120cd/cm^2となるように明るさ設定(iPad2は120、iPadは119に追い込みました)
- 途中でエラーがでましたが気にせず続行

まずはiPad。
赤いラインがiPadのプロファイルです。
ちなみに緑はsRGB、紫はAdobeRGBです。
色域は青・緑方面にちょっと狭め。赤はまあsRGBに近いかな、というところでしょうか。派手めに見える感じですね。

そしてこちらはiPadとiPad2を同時に表示してみたもの。
iPad2が青、iPadが赤となります。
赤はあまり変化ありませんが、青と緑の成分がiPad2のほうがiPadよりも色域広めです。
先日カメラで測定した結果とまあ似たような感じですね。
結論:
たしかにiPad2のほうがiPadよりもで液晶表示品質は上ですが、じっくり比較しないとわからないレベル
といったところでしょうか。
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